オトナの気軽にdaily”和風”レッスンVol.75【二十四節気・処暑】
日本のこと、季節のこと、行事のこと、名字のこと、家紋のこと、和服のことなどを発信しています


感じますし、最近、夜もクーラーなしで寝られるくらいの暑さになってきたなと思います

聞きなれない言葉ですが、残暑と同じような意味です。
それでは、今日は処暑について学びを深めていきましょう♪
3分でグッと理解が深まる”和”の情報を発信
オトナならぜひ知っておいて欲しいこと。 教養、常識、マナー、伝統、
子供にみせていきたい姿を 日々わかりやすく紹介していきます(*^^*)
発行者:onomik オトナの気軽に和服レッスン主宰 かつた ゆき
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8月23日【二十四節気・処暑(しょしょ)】
★秋の2番目の節気、【処暑】は、暑さ落ち着く頃
★関西では当たり前?地蔵盆ってどんなもの?
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二十四節気とは・・・?
春 | 1.立春 | 2.雨水 | 3.啓蟄 | 4.春分 | 5.清明 | 6.穀雨 |
夏 | 7.立夏 | 8.小満 | 9.芒種 | 10.夏至 | 11.小暑 | 12.大暑 |
秋 | 13.立秋 | 14.処暑 | 15.白露 | 16.秋分 | 17.寒露 | 18.霜降 |
冬 | 19.立冬 | 20.小雪 | 21.大雪 | 22.冬至 | 23.小寒 | 24.大寒 |
二十四節気とは、一般的に用いられる四季、春夏秋冬をさらに細かく、
それぞれ6つの季節に分けたもので、太陽の動きを元に定めたものです。
365÷24=15.20… おおよそ15日毎の季節を表した言い方で、月に2回ずつあります。
平安時代に広まり、日本古来のものと思われていますが、
実は発祥元は中国となります。
農業の目安として取り入れられたものですが、
二十四節気を意識しながら生活すると、
旬のもの、季節を実感でき、暮らしが、心が豊かになっていきます。
秋の2番目の節気、【処暑】は、暑さ落ち着く頃

8月23日は処暑(しょしょ)です。『処』という字は、お休み処、食事処
など、場所を表す意味で使われることが多いですが、
①とりはからう ②場所 ③おる、いる ④おちつかせるの意味を持ち、
(漢字ペディアより:https://www.kanjipedia.jp/kanji/0003273600)
④の落ち着かせるという意味で、『暑さが落ちつく頃』=『処暑』です。
暑い場所ではないんですね(苦笑)
8月8日の立秋よりも更に、朝夕が涼しくなり、過ごしやすくなりましたし、
「日が暮れるのが少し早くなったな」と感じている方も多いのでは?
旬の味覚は、ぶどうや梨、キノコや栗など
楽しみな食材ばかりですね。
魚はサンマやヒラマサが美味しくなってきます(*^^*)
関西では当たり前?地蔵盆ってどんなもの?

この時期、関西地区では地蔵盆が行われます。
お地蔵様の周りには提灯を飾り、お供え物をします。
毎月24日が地蔵菩薩の縁日であり、お盆に最も近い、旧暦の7月24日、
現在の8月24日前後で行われているものを【地蔵盆】とよびます。
(地域によっては7月のところも)
お地蔵様は【子供を守ってくれる】ということから、
子供たちを中心に【数珠繰り(数珠回し)】
(輪になって大きな数珠を回す)が行われたり、
お地蔵様にお供えされたお菓子は、
最後は子供たちに配られるので、子供たちにとっては、
夏の終わりにある、とっても楽しみな行事なんですね!
それでは、本日のレッスンはここまで。
次回の二十四節気は、白露【はくろ】9月8日~です。
本日も最後までご視聴いただき、誠にありがとうございました(*^^*)
イラスト:イラストACより